ビール缶に表示されるプリン体ゼロってなに?

痛風で激痛が起きる原因はプリン体!ビールや発泡酒に表示する訳は?

「肥満や糖尿病、痛風が気になる」と言いながら
ビールや発泡酒を飲んでいる人が意外に多いのね。

ビールや発泡酒は
痛風の原因とされるプリン体が含まれているので
その懸念を緩和する為に売り出されたのが
「プリン体0・糖質0」をウリにした発泡酒ね。

プリン体合成.jpg

プリン体ってなに?

どんな方法で人の細胞数をカウントするか知らないけど
この学会での最新の発表によると
人間の細胞数は37兆2000億細胞とされているそうね。

いかなる細胞の中にも細胞の核を構成する核酸(DNA、RNA)
という物質があり
その核酸の主成分が「プリン体」と呼ばれる物質
当然人間の体内にも37兆2000億のプリン体が
存在している事になるわね。

プリン体があるからこそ細胞は存在でき
筋肉が使われる時のエネルギー伝達物質の原料にもなり
身体には必要不可欠な物質なのね。

そのプリン体は実は
食品から摂取出来るのは僅か2割程度
残りの8割は体内で自製されている。

プリン体を摂り過ぎると良くないと言われる理由?
それは痛風の原因になるから!

何故かと言うと
細胞と言えども寿命があり
寿命が尽きると細胞は死滅し
新しい細胞と入れ替わる。

その際に
古い細胞の中の核が放出・分解されて
代わりにプリン体が産出される。

プリン体は肝臓で分解されて
「尿酸」と呼ばれる老廃物を作りだすのね。

この尿酸は血液中には一定量あって
余分な尿酸は尿や便と一緒に排泄されるのだけど
一定の濃度以上になると血中で結晶化したり
関節などに沈着してしまうのよ。

その尿酸結晶を異物と見做した
血液中の白血球ターミネーターが処理をし始め
その際に放出された炎症物質によって
激しい痛みが派生するのが痛風の症状な訳。

 一般的には尿酸値が8.0㎎/dl以上に成ったら
痛風を発病し易いと言われているのね。

更に
尿酸は関節以外にも溜まり
腎臓で結晶化した場合は
尿路結石や腎障害を引き起こす原因となるの。

実はプリン体よりも気をつけなければならないのは肥満。
肥満になると中性脂肪が増え、尿酸の排出を防止する働があり
特に、
その中性脂肪を内臓周りに溜めこんだ内臓脂肪型肥満は要注意ね。

内臓脂肪が蓄積して
血糖値が下がりにくくなるインリン抵抗性という状態になると
尿酸が腎臓から排出されにくくなり
結果として
尿酸値が高くなってしまうの。

また
肥満は生活習慣病の大きな原因でもあり
実際
高尿酸血症の人の約80%がなんらかの
生活習慣病を合併しているといわれているのね
高血圧症や糖尿病などによる腎臓の機能の低下や

薬の副作用によっても尿酸値は高くなるの。

この様に、
一定量をオーバーしたプリン体は
様々な悪影響を及ぼし始めるので
プリン体は一定量以上摂り過ぎない様に注意が必要って訳なのよ。

 特に
脚の付け根に起き易く
風を受けただけでも激痛が走ると言われる程の
症状になるので怖いよね。

この尿酸値が高い状態が継続すると
痛風の発作が頻繁に起きる様になり
高血圧
脂質異常症
糖尿病
肝障害
肥満

と言った非常に厄介な合併症を併発する危険が大有りなのね。

上述の様な五大生活習慣病は
必ずと言って程、動脈硬化の危険を孕(はら)んでいる。

又、
尿酸値が高い状態が継続すると
狭心症
心筋梗塞
脳卒中

等の虚血性心疾患や脳血管障害を起こし易くなるのも特徴で
三途の川に向かって高速道路つっぱしる様なものね。

なので、
尿酸値が高め位なら
食生活の改善で尿酸値を下げて
生活習慣病を食いつぶす為に
以下の様な対策をすべきね。

プリン体の多い食品及びアルコールを控えて

 水を多めに飲む。

   
  
プリン体を上手に摂るには・・・

動物・植物すべての細胞内にあるプリン体は
殆どの食品に含まれており
しかもプリン体は旨味の成分でもあるので
美味しい物にはより多く含まれているのね。

基本的には
「食べ過ぎない」
「飲みすぎない」

の腹八分目の食事 プラス
「適度な運動」で
プリン体をコントロールする事が大切なの。

参考までに下にプリン体含有率の多寡を示す
食品例をリストアップするね。

プリン体が極めて多い(300mg以上/100g)煮干し         (746.1mg)
鰹節          (493.3mg)
干し椎茸        (379.5mg)
鶏レバー       (312.2mg)
マイワシの干物   (305.7mg)
イサキ白子       (305.5mg)

プリン体が多い   (200~300mg/100g 

豚レバー         (284.8mg)
牛レバー         (219.8mg)
大正エビ         (273.2mg)
マアジの干物     (245.8mg)
オキアミ         (225.7mg)
マイワシ         (210.4mg)
カツオ           (211.4mg)
サンマの干物     (208.8mg)

プリン体が少ない(50~100mg/100g) 

カリフラワー  (57.2mg)
貝割れ大根   (73.2mg)
ブロッコリー  (70.0mg)
豚ロース    (90.9mg)
牛ヒレ     (98.4mg)
ベーコン    (61.8mg)
ウナギ     (92.1mg)
ホタテ     (76.5mg)

プリン体が極めて少ない(50mg以下/100g)

もやし     (44.7mg)
オクラ     (39.5mg)
そら豆     (35.5mg)
冷奴      (31.1mg)
魚ソーセージ  (22.6mg)
スジコ     (15.7mg)
チーズ     ( 5.7mg)

アバター2.PNG

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です